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お知らせ(セミナー・学会情報)
2021.12.21
2月セミナー テーマは「疾患発症の超早期診断」

東京医大・落谷教授がエクソソームの食・栄養への応用を解説

(一財)医療経済研究・社会保険福祉協会(社福協)では、令和4年2月9日(水)に健康食品セミナーをオンラインで開催します。

今回は、東京医科大学の落谷孝広先生に、エクソソームを用いた疾患発症の超早期診断から機能性食品開発等の他用途への幅広い将来展望などについてお話しいただきます。

エクソソームは細胞外小胞の一種で、あらゆる細胞から分泌される直径100nm前後の膜成分で囲まれた微粒子です。その内部には核酸やタンパク質などを含むため、由来する細胞の特徴を反映していると考えられています。由来する細胞の核酸が、エクソソームを介して受け取り側の細胞に伝達され、機能するということから、エクソソームは細胞間のコミュニケーションツールとして、生体内における様々なはたらきが期待されています。

エクソソームや内部に包埋されているマイクロRNAは、がんなどの疾患や我々の多くの生命現象に関与していることが明らかになっており、近年では、エクソソームや核酸の違いを解析することで、非感染性疾患やウイルス感染者における重症化の予測なども可能であると考えられています。このように現在、エクソソームの機能を利用して様々な用途に向けた研究が行われており、新しい超早期診断や治療、予防医学への応用などにおいて今後の更なる知見が期待されますが、未知な部分も多いため、正しい情報を得ることが重要と言えます。

今後は、食の分野でもエクソソームの利用が期待され、食や栄養への応用研究も進められています。また、平均寿命と健康寿命の差を縮めることを目的とする、予防医学の傾向と対策について最先端の知見が得られると考えております。

なお、本セミナーは会員・非会員にかかわらず有料となります。皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げております

◆プログラム
14:00~14:10 開会挨拶
14:10~15:40 講演:落谷孝広氏(東京医科大学 医学総合研究所 分子細胞治療研究部門 教授)
演題:「疾患発症の超早期診断~食及び予防医学への応用~」
15:40~15:50 休憩
15:50~16:20 ディスカッション(質疑応答含む)
16:20     閉会挨拶
ファシリテーター/矢澤一良氏(早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構規範科学総合研究所ヘルスフード科学部門 部門長)
※諸事情により講師、テーマ等は変更される場合があります。

◆日 時:令和4年2月9日(水)14:00~16:20
◆形 式:オンライン(Zoomウェビナー)
◆定 員:150名(先着順)
◆受講料(税込):一般5,000円、社福協・健康食品研究啓発事業会員3,000円
◆主 催:特定非営利活動法人 健康食品フォーラム
◆協 賛:一般財団法人 医療経済研究・社会保険福祉協会(社福協) 

◆お申込み
社福協のホームページ
https://www.kenshoku-forum.jp/forumSeminar/seminarDetail/39
よりオンラインにてお申込ください。申込受付は1月27日(木)まで。

一般財団法人 医療経済研究・社会保険福祉協会
(略称:社福協)健康食品フォーラム事務局
〒105-0003東京都港区西新橋1-5-11第11東洋海事ビル4階
TEL:03-3595-1555  FAX:03-3595-1559
mail:kenshoku@shafuku.jp
HP:https://www.kenshoku-forum.jp/