身体に備わる免疫を数値化

未病段階に特化した検査マーカーの研究・開発・販売を行う名古屋大学発ベンチャーの株式会社ヘルスケアシステムズ（代表：瀧本陽介）は9月29日、免疫物質のひとつIgA抗体量を、唾液から測定できる郵送検査キット「バリアチェック」（免疫検査）を発売しました。

この検査キットは、福岡県と久留米市が取り組む「福岡バイオバレープロジェクト」の一環として、久留米市職員等670名を含む約1,000名を対象にした臨床試験を行い、免疫物質IgAを測定して得られたデータを基に開発しました。

IgAは身体に備わっている免疫物質のひとつで、目や鼻、口、腸などの全身の粘膜組織に存在し、病原菌やウイルスが体内に侵入するのを防ぐ働きがあります。唾液中のIgAが低下すると上気道感染症（いわゆる風邪）の発症率が上昇したり、疲労感が増したという研究結果も報告されています。

「バリアチェック」の特長は以下の4点です。
ポイント１：自宅に居ながら免疫をチェック
唾液を採取して返信用封筒に入れてポストに投函するだけ。約1週間後にオンラインで測定結果を受け取れます。

ポイント２：全国平均と比較できる
唾液中のIgA値（全国平均との比較）と、IgA値ランクを４段階で判定します。

ポイント３：生活習慣の改善ポイントをアドバイス
アンケートを基に生活習慣を“見える化”することで、行動変容につなげます。

ポイント４：自分にマッチした免疫習慣が見つかる
定期的に測定をすることで、自分に合った対策を見つけ、生活習慣改善の継続を促進します。

発売日：2021年9月29日
小売価格：3,300円（税込）
販売チャネル：ヘルスケアシステムズオンラインショップ
https://karadacheck.com/

製品の詳細
https://hc-sys.com/news/press-release/210929/?utm_source=pr&utm_medium=email&utm_campaign=210929

報道発表資料
https://hc-sys.com/wp/wp-content/uploads/2021/09/210929_pr_barriercheck.pdf